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チーム すてぃ~う゛んすん

こちらは、芝浦工大OBを中心としたソーラーバイシクルチームのホームページその2です。

毎年、秋田県大潟村のソーラーバイシクルレースで活躍(?)しています。



   チーム設立当初からのメインホームページもあるのですが、

管理者が多忙(サボり!?)で更新してくれないという事情と、

 参戦10年を超えて、参戦履歴を覚えきれなくなってきたので、

参戦の覚え書きを兼ねて、このページを立ち上げました。


【リンク】

 チームすてぃ~う゛んすん掲示板  


【外部リンク】

 ツシマエレクトリック

ソーラーカー関係の部品は一通りここでそろう。いつもお世話になってます。 リンクしておきますので,安くしてください!

  
クリーン・エナジー・アライアンス

チームすてぃ~う゛んすんが参戦している大潟村のソーラーバイシクルレースやエコノムーブの運営団体。  

 
ソーラーバイクレース

浜松オートレース場で開催されており、10年以上の実績がある大会。ナイトセッションがあるのが最大の特徴。

チームすてぃ~う゛んすんは2014年に初参戦しました。  


鈴鹿サーキット Ene-1 GP

参戦を計画していたこともあるKV-40(エボルタ充電池40本で鈴鹿フルコースを3周する)のHP。  


芝浦たいようRacing

今は無き芝浦工業大学ソーラーカー研究同好会のHP。いつまで残っているか???です。

チームすてぃ~う゛んすんのメンバーはココの出身です。    


【参戦記録】

19年目以降はこちら


18年目

2021年8月9日(日) AM 車検、 12:10~ 本戦(ソーラーカーと混走)

※新型コロナ対策として前日開催のWEMと重ならないよう1日に集約。


 昨年、製作途中だった新カウルを完成させました。 コロナ禍でメンバー集まっての作業ができず、ほぼ一人での作業は色んな意味でつらかった。。

 カウル設計のために、車体フレームも3D-CAD化した際に気付いたのですが (ちなみに、ここまできちんとCAD描いて設計したのはチーム史上初!)、 フロントタイヤのキャスタートレールがほぼ0mmでした。どうりで直進安定性が悪いわけだ。。

 フロントフォークを前後逆に組み付けて、トレール量が100mmくらいになりました。 一般的なマウンテンバイクのトレール量は100mm以上あるらしいので、このくらいあって良さそうです。

 また、小径車でよく使われる16インチサイズ(ETRTO:305)では、シュワルベ製スリックタイヤが存在しないのですが、 同じ16インチでもETRTO:349サイズであればスリックがあるので、リムをETRTO:349用に組み換えました。 外形がやや大きくなって、17インチと言っても良いくらいに。

 ここで、今までスリックにしていなかった理由は、この車体のハブが幅90㎜,20穴なのに対して、 「ETRTO:349のリムで20穴のもの」もしくは「幅90mmのハブ」は、部品としてほとんど売られておらず、入手できなかったため。

 今回、アリババで「ETRTO:349のリムで20穴のもの」が売られているのを発見し、実現できました。

 大会前日は好天だったのですが、当日は風が強く小雨も降る最悪の天候(T_T)。 1周目の時点で時間内完走が無理なのは、はっきりしてました。。。 ウチの車両は、走行エネルギの半分以上がソーラーパワーで成立してるので。

 ただ、トレール量を増やした効果は絶大でした。 昨年までの仕様だったら、この強風の中、真っすぐ走るのは難しく、かなり危険だったと思われます。

 コロナの影響で参加断念したチームもあり、交流も思うようにできなかったので、 来年は完走だけでなく、他チーム等と気兼ねなく交流できると良いな、と思います。

<タイムチャレンジ> +8:32(申告タイム59:00) 7位/8台
<マラソン> 3周 3:02:56 総合:5位(タイムアップのため参考)/5台(カテゴリB:-位/1台)  ライダー:よっし~、matu、よっし~


17年目

2020年8月8日(土)=>10月17日(日) PM 車検

                8月9日(日)=>10月18日(月) 9:10~ 本戦(ソーラーカーと混走)

=>新型コロナウイルス感染症拡大のため中止 


 今年はカウルを新調する計画で、設計までは完了したものの、大会中止を受けて製作は途中で中断。 新カウルの変更点は以下の通りです。

1)翼型をNACA0030からNACA0031に: 翼面に貼るポリカーボネート板(1820x910mm)1枚ではわずかに長さが足りなかったので、 微妙にずんぐりした翼型に(幅は変更しないので、長さが短くなる)。 また、ポリカーボネート板厚を0.7から0.5mmにして軽量化。

2)上下2分割として、前輪を操舵した時にカウルと干渉する部分をカットするのではなく、 別の翼型(NACA0080を1.5倍に厚くした)として、干渉を避けた。

3)ソーラーパネルの架台(通称やぐら)とカウルのフレームを一体化。 軽量化の効果はそれほどないけど、やぐらの剛性向上してパネルの揺れが少なくなった。 そして何より、やぐらは保管と運搬に意外と場所を食うので、無くなる恩恵は大きい。

 実は、愛車パジェロが故障のため、プリウス(20型)に乗り換えたので、 2,3をやらないと、車に積めないという事情もあったりします。。。 リアシートの背もたれを外す必要はありますが、これで必要な荷物が全部積めるようになりました(^^)/

コロナ禍のため、大会は一旦延期を経て中止に。
大会事務局は、参加者の活動を少しでも記録に残すために、参加者から寄せられた報告書を テクニカルアナウンスメントという冊子にまとめて発行。


16年目

   

2019年8月11日(日) PM 車検  

   12日(月) 9:00~ 本戦 
  

今年は、後輪を20インチから16インチ、ハンドルをストレート型(更に裏返して使用)にして、車高を下げる=前方投影面積(空気抵抗)を減らす作戦です。   

  リアハブ軸をクイックリリースからナット式に交換。リアをクイックリリースにするメリットってあまりないと思うのですが、現在販売されているハブのほとんどがクイックリリースなのはなぜっ? 結果、30mmくらい下がりました。単純計算で2%くらい空気抵抗が減るハズ。。。 タイヤを小さくしたことで転がり抵抗は若干増えるので、効果あるのか???

  本当はカウルを新規製作したかったのですが、モータのスプロケが外れない、なんとかスプロケ外したらスプロケの歯とモータ軸が曲がってる、、、モータを車体に組み付ける最終段階でボルトが破断・もう一度バラす、、、 などのトラブル続出で断念。   

  開会式までは、ずっと晴天が続いていたのに、スタートしたら曇りに(--〆)。レース後半で晴れてきたものの、序盤でバッテリ電圧が落ちてしまいスピードが出ないし、3周目の復路でバッテリがほぼカラに。   

  また、リアタイヤを小さくしたのは、少しでもキャスター角を大きくして直進性を上げる意図もあったのですが、相変わらず荒れた路面で真っすぐ走るのが難しく、ライディング姿勢が窮屈なこともあり、一度、進行方向がずれるとなかなか修正できない。。。   2回ほど路肩の草むらにコースアウトしてしまいました m(_ _)m   

  結果としては散々でしたが(それでも制限時間の22分オーバーだったのは思ったよりは速かった)、本来は、半分くらい曇りでも制限時間内で完走できるスペックを目指すべきなところを出来ていなかったので仕方がないですね(>_<)   

  それから、近年は、昔から参加している人たちの二世(子供たち)の姿も多く見かけるようになりましたね。当チームの小学生メンバーも今年からボランティアスタッフとして頑張ってくれました。

<タイムチャレンジ> +1:24(申告タイム57:50) 4位/12台
<マラソン> 3周 3:11:16 総合:5位(タイムアップのため参考)/6台(カテゴリB:-位/1台)  ライダー:よっし~、matu、よっし~、matu


15年目

   

2018年8月11日(土) PM 車検  

   12日(日) 9:00~ 本戦 
  

昨年は転倒によりご迷惑おかけしました。その教訓で、カウルのマウントをハンドル側から車体側に変更しただけでなく、三輪車両としました。 我がチーム4台目となるすてぃ~う゛5号です。   

走行抵抗は若干不利になりますが、やはり自立できない乗り物はイカンということで。。。 自立できるので、停車時や運搬車両への積み込み作業の最に、スタンドや誰かに支えてもらうということが必要なくなり、 我々、少人数チームにとっては運用面でのメリットが予想以上に大きかったです。

  ベース車両は、ブリヂストンのミンナという三輪ママチャリ。前16インチ×2輪、後20インチ×1輪。新車は7万円くらいと高価ですが、   ヤフオクなら2万円くらい。ただし、自転車は送料が高額になりがちで1~2万円かかることも。。。   そこで、送料も含めて条件の良いモノを探し、数ヶ月・・・運送会社の営業所止めで送料3千円代でいけるものをGet!!   

  高価&さすがブリヂストンというだけあって、予想以上に手の込んだ作り&結構良い部品使ってたりします。   ただ、「低速走行用」「最初は広い場所で練習してください」と明記されているだけあって、慣れないとまっすぐ走ることが非常に難しい。   意図した方向に行けない。。。コーナリングもしかりで、橋の下のカーブでも15km/h以下まで速度を落とさないとかなり怖い・・・。   慣れてくると、ピザ屋の三輪バイクばりにハングオンして曲がれるようになりましたが。   

  また、昨年、発電系の昇圧回路が溶けてしまったので、容量の大きいモノに変更。   Amazonで安いやつを買っては試しを繰り返すこと数回で良さそうなものが見つかりました。   

  さて、今年も同クラスエントリー1台なので、完走すればクラス優勝です!   ただ、車両を作るだけで精一杯だったので(カウルは昨年のをカットして無理やり載せたので位置やサイズが良くない)、   走る前から、4時間の制限時間内で走破できる要素がないままの出場です。。。

新車の割にはトラブルは少なく、晴天続きということもあり予想以上に順調。 唯一と言えるトラブルは、ソーラパネルの支柱(通称やぐら)と車体との取付ボルトが緩んでしまい、 走行時とピットイン時にマジックテープバンド(コレ、安くて(@百均)軽くて丈夫なので車両のいたる所で重宝してます)で応急処置。 このロスが3~4分くらいなので、これがなかったとしても、制限時間にはギリギリアウトかなぁ。

  最大の誤算は、タイムチャレンジ(1周目を申告タイムとどれだけ誤差なく周回できるか)で2位となったこと(笑)   全く狙ってなかったし、タイムを意識すらしてなかったのに。。。

<タイムチャレンジ> -0:09(申告タイム58:00) 2位/15台
<マラソン> 3周 3:00:33 総合:5位(タイムアップのため参考)/7台(カテゴリB:-位/1台)  ライダー:よっし~、matu、よっし~、matu


14年目

   

2017年8月6日(日) PM 車検  

   7日(月) 9:00~ 本戦 

今年は、とうとう初優勝のチャンスが巡ってきました。カテゴリBのエントリーは1台のみ! 完走すればクラス優勝です。 あえてエントリー数の少ないカテゴリーに参戦していることもありますが、これまで、エントリー2台(結果2位)ということはあっても、 1台は14年目にして初。

発電用モータは上海製から特殊電装製(カテゴリA用ギアードモータ)に変更しました。 ただ、今のマシンでは4周完走はどう頑張っても無理なことが分かったので、とうとう今まであえて手を出していなかったカウルを作ることにしました。

二次元翼断面形状で、NACA0030翼型をベースに、先端から40%の位置でカットしています。 この形状は、XFLR5という翼型計算のフリーソフトでシミュレーションして決めました。
翼の一番厚いところが先端から30%位置で、そこより少し後ろ側では乱流境界層が発達するので、カットしても空気抵抗に大きな影響がないことがわかりました。 一番厚いところでカットせずに薄くなっていくところを少し残すのがポイント!

ソフトを本来と少し違う使い方をしている(翼型を途中でカット)ので、シミュレーションを信じて良いのか不安がありましたが、効果てきめん!!  前方に吸い込まれている?と思うくらい空気抵抗が減ったのが体感できました。

しかし、致命的な欠点が。。。横から見たときの面積が大きく、横風にあおられやすいのに加えて、カウルをハンドル側にマウントしていたので、 ハンドルがとられること。事前に懸念はしていたのですが、予想以上に不安定で怖い。。。 よっし~はそこまでではなかったのですが、体格の差からか、matuさんは足漕ぎができないくらい不安定だったそうです。
その結果、3周目に転倒・負傷によりリタイヤに。 自転車は体格差の影響が大きいので難しいです。それよりも、ハンドル側に大物をマウントしたのが悪かったです。 以前にも、ソーラーパネルをマウントして最高速コンテストで転倒したことも。今回は最高速コンテストが無いから大丈夫だろうと思ったのですが、甘かった。

来年は転ばない車体作ります!!

<タイムチャレンジ> +4:32(申告タイム54:00) 9位/14台
<マラソン> 2周 1:58:27 総合:-位(3周途中リタイア)/6台(カテゴリB:-位/1台)  ライダー:matu、よっし~、matu


13年目

 

2016年8月6日(土) 受付

7日(日) 7:00~ 車検、 11:00~ 本戦 


前回大会でマシン限界が見えたので、今年は新機軸でチャレンジです。

足漕ぎ発電のカテゴリBです。足漕ぎで上海製ブラシモータを回して発電する、シリーズハイブリッド方式です。

大会事務局に問題ないか一応、事前確認したところ、新しいチャレンジに好意的な回答が得られました。ただ、大会唯一かと思いきや、カテゴリFのjonasunも足漕ぎ発電(しかも二人乗り)でしたね。

問題はギア比で、モータ(発電機)側は11T(25番)、ペダル側は片山チェーンカタログで一番大きい80Tを自転車クランク用に取り付け加工。短期間で用意できる範囲では目一杯稼いだけど、モータの定格2500rpmまで回すには足漕ぎ344rpm!! まあ、それでもある程度は発電できるだろうという期待の下、テストする時間もなく本番へ。

が、現地でシェイクダウンするもやはりあまり発電しない(十数Wくらい)。。。モータコントローラの回生機能で発電量をコントロールするようにしていたので、これが問題か?と思い、直結に。今度は回転数が低いため、電圧が上がらず使えない。。。最終的には、たまたま持ってきていた昇圧DC-DCコンバータをつなぐと、発電は十数Wと変わらないが、負荷は減った(効率が上がった)ので、これで行くことに。

応急作業だったので、車検で配線にクレームが付くも、何とか走れる状態に。なお、レース中に頑張って高回転で漕ぐと、20W以上発電できたので、システムの問題ではなく、単純に回転数(ギア比)の問題であることがわかりました。

また、もう一つの問題は、スピードです。カテゴリBだと、1周平均1時間以内=平均時速25km/h以上必要だが、今年のマシンの定格最高速は約26km/h。駆動側のギア比設定は悩んだのですが、従来のギア比90/13はそのままに、タイヤを16から20インチに変更して速度を稼ぐことに。これ以上、高速側に振るとバッテリがもたない自信があったので(笑)、かなりギリギリの設定に。。。

往路は30km/h近く出るものの、復路の向かい風では25km/h以下まで落ちてしまい、1周目の全開走行でも1時間を切れず(1:00:55)。結局、4周目は断念(バッテリは来年も使うので温存)してタイムアップ(4周目乗るはずだったmatuさん、ごめん。)

また、ライディングポジションが悪く、腕で体重を支えることになってしまい、2周連続走行の予定が、1周で交代。

今年は、課題と反省点が多い年でした。発電とライディングポジションはどうにかなるけど、スピードに関しては。。。車体を変えないとするとカウルを付けるくらいしか。。。

<タイムチャレンジ> +6:55(申告タイム54:00) 12位/17台

<マラソン> 3周 3:53:20 総合:11位(タイムアップ)/12台(カテゴリB:4位/4台)  ライダー:よっし~、matu、よっし~


12年目

 

2015年8月8日(土) AM 車検

9日(日) 8:00~ 本戦 


昨年は中止だったため、基本的に車両の仕様は変わっていません。浜松のバイクレースに出た時のライト類は付いたままですが。。。

というか、あえて付けたままにしておいたのですが、「なぜソーラーバイシクルにヘッドライトが?」とツッコんでくれる人があまりいなくて残念!

スタート直後にまたもや浪越トラッカの相性問題?が発生しましたが、すぐにバックアップとして積んであったAERLトラッカに切り替えたので、タイムロスは1分もなかったと思います。

それ以外は、ほぼ計算通りの走りができて、車両の性能を発揮するという意味ではパーフェクトに近いものでした。

が、クラス最下位。。。 車両性能上は順当な結果なのですが、例年、1チームくらいはトラブルで十分な走行ができないチームがあるので、3位表彰台くらいはいけるかな~という他力本願な目論見は通じず。

また、今のバッテリ搭載量になってから目標にしていた「4周」にも、現車両の小改良レベルでは届かないことも明確になりました。

カテゴリSを選んでいる理由の一つが、「年に1度しかなない舞台でたくさん(or長く)走りたい」で、カテゴリA、Bでは(4周でゴールなので)頑張るほどすぐに終わってしまうからでした。

しかし、バッテリ搭載量が減ったため、ウチのチームではSの方が周回数が少なくなってしまうことに。。。 なので、来年はBに参戦することを考えてます。

<タイムチャレンジ> -6:45(申告タイム1:15:00) 12位/19台

<CG杯耐久ラリー> 3周 3:49:13 総合:8位/8台(Sオープンクラス:4位/4台)  ライダー:よっし~、nino、matu


1年目(2004年)~11年目(2014年)はこちら


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